総論/概要
- T-01Aはとても人に薦められる携帯ではない、というのは、買った人なら既に分かっていると思われるので省略。
- ここでは、その使いづらいT-01Aを少しでも使えるようにカスタマイズした手順等のメモを書く。
物品
- T-01A本体(シルバー)
- 非常に癖のある携帯。ハードスペックだけ見ると良さそうに見えるが、ハードキーがほとんどなく、ストラップ取り付け部もなく、osも非常に癖の強い(といえば聞こえが良いが、要は使い勝手が悪い)という厄介な代物。カスタマイズによっては非常に便利に使えるが、それにかかる手間はなかなか膨大。
- PDAIR レザーケース for T-01A 縦開きタイプ
- これは、蓋を開いて使ってると、本体がケースからストンと抜け落ちる事故が多発するので、全くお薦めできない。が、買ってしまったので使わざるをえない。
- ストラップは、横のベルト部分につける事ができるが、どのベルトにつけても持ちやすいとは言い難い。また、ストラップをつけたところで、本体がケースから抜け落ちる事故を防げる訳ではない。
- stowaway bluetooth keyboard
- 使い勝手良好だが、英語キーボードなので、T-01Aの方でキーボード設定を英語に変更する必要がある。また、キー配置が特殊なので慣れが必要。
- キーボード内部が見える穴が空いているので、外で使うとそこから埃や砂が入りやすい。
設定方針
- *.cabファイル及び*.zip等は、microsdに保存しておく(マスタークリア後の復帰時に再利用する可能性がある為)。
- *.cabファイルによるインストールでないものについては、「\software\」に入れるものとする。
- 着信音ファイル、壁紙ファイル等、本体ストレージに保存する必要のあるものも、リストア時に必要になる為、microsdにも保存しておく。
- Marketplaceのものは、そのままインストールする。しかしaplio、giraffeのものはアプリ確認のみで、実際の*.cabは自力で取得する
- Marketplaceはアプリ登録者が管理しているので最新版が置いてあるが、aplio、giraffeはそれぞれの運営者が管理しているので、最新版チェックが甘い為
設定手順
これは、マスタークリア後に「この順番にインストール等すれば、元の状態に復帰できる」事を目指して記述する。
前提条件
- パッチはSP-50。
- osはwm6.5にアップデート済。
- PCに以下のものをインストールしておく事
手順
TODO: 順不動なものは「#」で番号をつけ、そうでないものは「--」で並列記述を行う
- マスタークリア
- 電源キー + 音量up + カメラボタンの三つを長押し。
- 英語メニューが出るので音量up/downで選択、カメラボタンで決定。
- マスタークリアしても、これまでに適用したパッチ(「バージョン情報」で見れるSP-04とか)及びosアップデート(wm6.5化とか)は有効なようだ。
- 初期設定及び自動再起動など
- セキュリティスキャンを開き、設定変更を行う
- 「mopera U 端末設定」を行う。
- ieを開き、オプションから設定変更を行う
- microsdから、着信音ファイル類一式を「\My Documents\着信音\」と「\Windows\」にコピー(着信音そのものは前者から、新着メール通知類は後者からの選択になる)
- 各種の「設定」を行う。
- Today
- 「この画像を背景に使用する」にチェックを入れ、適当な画像を設定する(正しい壁紙はあとで再設定する)
- Todayアイテムを適当に再設定する(また後で見直される)
- Bluetooth
- 音と通知
- 着信音設定
- 「通知」の各イベント毎の通知手段設定をそれらしく変更する
- 時計とアラーム
- 「その他」でタイトルバーに時計表示、常にアラーム音再生にする
- パワーマネージメント、today、ロック
- システム
- ATOKの各種辞書を有効にする
- エラー報告をオフに
- Internal GPSでダウンロードしておく。また、自動アップデートを設定してもよい
- カスタマーフィードバックをオフに
- バックライト消灯間隔を適当に設定する。また、明るさ自動調整を切る(残してもよい)
- フローティングパッド設定を左利きにする
- プログラムの削除で、kinoma等を削除しておく
- モーションセンサー設定を切る
- モーションセンサー調整を確認する
- 地域で時刻と日付のフォーマットを適当に変更
- 画面で文字サイズを最小に
- 省電力設定でカスタマイズ設定を確認
- 接続
- 個人
- オーナー情報を設定しておく
- 電話で、着信音設定等を行う
- Microsoft My Phone
- アカウント情報を設定し、自動同期設定を行っておく
- 電源オフされるので再度電源を入れ、My Phoneを起動し、更に設定を行う事
- microsdから、壁紙ファイルを「\Windows\」にコピー
- stwater_480_800.bmp (縦用。480x800)(仮)
- stwater_800_480.bmp (横用。800x480)(仮)
- WM6.5から壁紙の管理が変化したらしく、上のファイル反映で確かに壁紙は変化するものの、スタートメニューの背景等が変化しない。どうも別のファイルを参照している様子で、他にもファイルがあるようでそれらをまとめて面倒見るのも大変なので、これをどう扱うかはあとで考える。
- おそらく、テーマ化してしまうのが良いように思える。あとでテーマ作成ツールを探す事
- welcomehead.192.png (起動時用。800x800)
- 不要なファイルを削除する
- エクスプローラーを開き、メニューから「すべてのファイルを表示」にチェックをつけておく
- 「\My Documents\マイ ピクチャ\」の中を削除
- 「\MUSIC\」の中を削除
- 「\Windows\スタートメニュー\プログラム\」の中から、まず使わないものを削除
- microsdからフォントファイルを「\Windows\」にコピーする(設定はまだしない)
- Marketplaceで、以下のソフトをインストールする
- DOS窓open
- JWezWM
- EbIRC
- PPCAdvancedSet2
- microsdから各種ソフトをデバイスにインストールする
- InstallHistorySP
- NeoTASHIRO
- strNTP
- 設定を行う( ntp.jst.mfeed.ad.jp で port 123 )
- NetInfoBox
- モバイルgoogleマップ
- youtube mobile application
- GSFinder+ for W-ZERO3 + GSGETFILE/UNZIP/UNLHA DLL CABインストーラセット
- 本体はwod(without dll)を選ぶ事。そしてDLLSet.CABを先にインストールする事。
- 設定を行う
- jot
- 設定を行う
- 「\Program Files\jot\misc.ini」を開き、色を変更しておく
- touchkeysip
- T-01A Virtual Keyboard
- 設定を行う
- あとで英語配列及びカーソルキー入れ換え対応を行う(未)
- Internet Connection Sharing
- M KeyHoleTV
- ショートカットを作り、「\Windows\スタートメニュー\プログラム\」に入れておく
- 一応見れるが、見た後にosの動作がおかしくなるので、見た後は要再起動
- Task Manager
- 設定を行う
- Serviceから、不要なサービスは手動起動にしておく(Windows LiveとかSecurityScanとか)
- オプションから、RegEditのショートカットを作っておく
- タッチスクリーンの感度変更を行う
- HKLM\Drivers\Touch
- NumberOfDisregard 3
- NumberOfPartitions 50
- X_Revisions 0
- 設定後、再起動してから、再度キャリブレーションを行う
- 他のレジストリ設定も行う
- HKCU\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main
- Viewport Height 800 (ieの仮想画面縦サイズ)
- Viewport Width 800 (ieの仮想画面横サイズ)
- Disable Auto SIP 1 (ieが勝手にソフトウェアキーボードを開くのを抑制)
- HistoryBackListLen 20 (ieの履歴記憶数を増やす)
- SilentRotator
- レジストリの「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Toshiba\Menu\HomeAppPath」を開き、「\Program Files\SilentRotator\SilentRotator.exe」を設定しておく(仮)
- tcpmp
- オプション→表示→アスペクト比→4:3 スクリーン
- オプション→表示→ビデオ回転→右回転
- オプション→ビデオ→ディザ
- オプション→ビデオ→画質→通常画質
- オプション→ビデオ→ビデオドライバー→DirectDraw
- オプション→イコライザー
- オプション→各種設定→イコライザー→音量正規化
- オプション→各種設定→拡張子関連付
- オプション→各種設定→バッファリング→バッファーサイズ4096、オーディオ先読み512ぐらい
- オプション→各種設定→拡張設定→手動A/Vオフセットを-200msec程度に(音ずれ対策)
- オプション→各種設定→DirectDraw→オーバーレイフォーマット→YUY2
- PocketPuTTY
- DontSleep
- Tray Display
- TODO: スタートメニューから実行するとスタートメニューが消えないので、ちょっと工夫が欲しい
- PDA Status
- 簡単に設定を行っておく
- カスタマイズしたスキンファイルを、microsdに保存したバックアップからコピーする
- Pocketの手と日本語化ファイル
- アプリ設定→ソフトキー→左側ソフトキー→DontSleep
- フォント設定→フォントリンク→全部→好きなフォントに設定(特にTahomaを変えておく事)
- フォント設定→システムフォント→全部→好きなフォントに設定
- パネル設定→入力パネル→使わないSIPを消す
- 設定が全部終わったら再起動する
- カレンダー for ポケP
- gps2day
- WkTASKと日本語パック
- 設定を行う
- 回転方向を左利きに
- バッテリーゲージ非表示
- 右上タップ/ホールド/ドラッグの動作設定
- スキンを設定しない
- デザイン変更
- 固有設定にgwes.exeとロックを追加(ロックしてからタスクバーから設定変更すればok)
- バックライト設定を変更
- 「BatteryPowerBrightness」「ExternalPowerBrightness」を設定
- 最大値255、調整ステップ15
- スタートアップ登録
- FpseCE
- microsdからbiosファイルをコピーしておく
- fpse.iniに基本設定を行っておく(仮)
- AutoSpeed=on RunSPUsync=on UseTimer=1 SPUIRQWait=1 UseInterpolation=1 RecordMode=1
- em1key
- asciipatchwm
- scriptcommand.txt を、\Program Files\em1key\ 内にコピーし、em1keyを起動し、「自動起動に設定」し、「スクリプトを読み直す」を行う
- disengage2
- 「\Windows\スタートメニュー\プログラム\」にショートカットを入れておく
- wifictrl
- 「on /WIFI /FORCE」と「on /BT /FORCE」のショートカットを作っておき、「\Windows\スタートメニュー\プログラム\」にコピーする
- リモデのクライアント
- easydial
- Aplio
- Giraffe
- DevState
- バッテリーゲージのみ表示させるように設定し、クリック時の動作をnote.txtを開くように設定しておく
- WvgaThemeHelper
- ChangeSIP
- ショートカットをスタートアップに作り、引数として「{A7815BD6-D976-4b0f-B0E3-E6FA309ADF94}」を追加しておく
- qikクライアント
- 今のところ、対応端末一覧にT-01Aは無いので、同じWVGAの「HTC」の「Touch HD」を選ぶ
- 忘れない内にアカウント設定を行っておく
- Mysaifu JVM
- comono handymemo
- ktcapt
- recozero
- Ogg Vorbis録音の音質をある程度上げておき、それをデフォルトにする
- T-01A的には最高音質でもいけそうだが、内蔵マイクでの録音なのでそこまで音質を上げても意味がない
- 二次の素
続きはあとで
一時メモ
- cronソフトを導入し、以下を定期実行するようにする
- cronソフトを導入し、定期バックアップを取りたい。取る対象は以下の通り
- my phoneでバックアップされないメール
- レジストリ
- My Documents配下?
- InstallHistorySPの出力
- 他には?
- vncサーバについて
- PocketVncServ(sf.netの奴)は実装が非常にしょぼいので、自分でメンテしないと使いものにならない
- realVGA化(リソースにCEUX追加云々)しないと動かない
- 実質的に、RAW/フルカラーしか動かないので、非常に重い
- 前述の二項目を満たしても、ultravncのビューア以外では動かない
- マウスカーソルも消せない
- 認証設定もできない
- mobile vnc server(www.pocketvnc.comの奴)は、ちゃんと動くしそこそこ実装されているが、ソース非公開かつ10euro
- PocketVncServと違い、realVGA化済でHextileにも減色にも対応しているし、マウスカーソルも消せるし認証設定もできる
- しかし不完全な部分があるので、自分で手を入れられないのは困る
- 横画面非対応(横画面で使うと、上下が反転してしまう)
- 今はどちらも選び難いので、vncサーバ導入は一旦見送る。
- 画面下の左右ボタンからのポップアップが異常に大きくて使いづらいので、どうにかする
昔使っていたが、今は使わなくなったソフト
- gpstoggle。色々試行錯誤したがどうやっても上半分しか表示されないのと、gps2dayが同じ機能を持っているので置き換えられた。しかしgps2dayはtoday領域の占有面積が大きいので、gps2dayで満足している訳ではない。
- QuickMenu。便利だが、WM6.5では相性が悪くなったので使わなくなった。
- clearpaint。ハードキーのないT-01Aではメニューが出せない。
その他のtips(バッドノウハウ)
- 保護シート必須。
- ストラップは、裏蓋のスピーカの穴から取り付ける。
- 蓋をしめるのが結構キツくなるが、仕方がない。
- ここにストラップをつける事で、PDAIRレザーケースに入れる際にキツくなり、本体抜け落ち事故が発生しにくくなる。が、ここにストラップをつける=ケースに入れずに使うという事なので、あまり意味はない。
- 裏蓋を外したい時はusbの蓋をまず開ける事。
- そうしないと開かない。無理に開けようとすると破損する。
- bizホ接続を切りたい時は通話ボタンを押す。
- 他のwindows mobile機とは違い、ソフトウェア的にbizホ接続を切る機能は何故か無効化されているようだ。その代わりか、通話ボタンで切れる。
- def sip changer(及び、レジストリ書き換えによってデフォルトのsipを変更する操作及びソフト)は設定すると本体が起動しなくなり、マスタークリアしないといけなくなるので試さない事。
- 文字とかが大きすぎるアプリは自前で*.exeなり*.dllなりを修正する必要がある。
その他リンク等
あとで
最終更新 : 2010/04/27 07:19:27 JST