CSELP(仮)
概要
- Common S-Expression Language Protocolの略。
- この名前は仮のもので、将来により良い名前を思い付いたら変更する可能性がある。
- 後述の目的を満たす言語(プロトコル)が必要であった為、策定する事にした。
目的
大目的
- 人間がコンピュータへとコミュニケーションを取る際の、(コミュニケーション用の)良い言語が必要。
- 人間は自然言語を解釈し、コンピュータはバイト列を解釈する。なので、既存の、人間からコンピュータへのコミュニケーションは「人間がJSONやらXML等でコンピュータに情報を与える」もしくは「コンピュータに自然言語を解釈させる」の二種類しかなかった。
- しかし、前者は人間に負担がかかり、後者はコンピュータに負担がかかり、なかなかコストの高い処理であった。
- そこで、「人間にもコンピュータにも解釈しやすい人工言語」を策定し、より良い「人間とコンピュータのコミュニケーション」を実現したい。
- この言語をCSELとする。
- CSELで記述された内容を人間←→コンピュータ間、もしくはコンピュータ同士で通信する為のプロトコルがCSELPとなる。
- 人間はCSELのみを叙述する。CSELをCSELPにするのはコンピュータの仕事でよい。
大目的を達成する為に必要となる小目的
その他の条件
仕様策定の際の方針について
- 基本的にCSELに準じる。
- バージョン番号をCSELとバラバラに振るかどうかは迷うところ。
- バラバラにした方が柔軟だが、管理すべき要素が増え、間違いやすくなる。
基本仕様
- 現在のところは、文字列表現は基本的にはutf-8で行われる前提とする。
- 前述のバージョンやサブセットと同じく、encodingもメタ情報として選択可能にしてもいいかも。あとでもう少し考える。
- CSELPのドキュメントは、基本的にはrfc822等と類似のフォーマットで、「ヘッダ(メタ情報)部分」と「ドキュメント本体」をやりとりするものとする。
- 但し、人間がCSELPのドキュメント(つまりCSELテキスト)を編集する際には、ヘッダ部分は意識させるべきではない。
- CSELPのドキュメント本体(つまりCSELテキスト)は、当然、文字列表現が可能であるものとする。
- コンピュータがCSELPのドキュメントを読み込んだ場合、それはS式と類似の内部構造に変換されるものとする、が、その際に元の文字列表現も保存される必要があるものとする(この点がS式と異なる)。
各バージョンの固有仕様
最終更新 : 2009/11/29 23:33:35 JST